子どもが癇癪を起こすことに悩んでいる人の特徴と改善方法
プロアスリートを指導するメンタルトレーナーが伝える、感情との向き合い方コラム。
少し注意するとすぐ泣き叫ぶ
言うことを全然聞かない
外でも急に大声を出す
今回は、子どもが癇癪を起こしてしまうことに悩んでいる親御さんへ向けての記事となります。
子どもに対してイライラしてしまう、という方へ向けての記事も以前に書きましたので、こちらも合わせてご覧ください。
親子の関係は心理学的にも非常に難しい部分がありますが、ぜひ自分ごととして読んでみてください。
ちょっと注意するとすぐに癇癪を起こしてしまう、ということで悩む親御さんの特徴は
親自身も急に怒鳴ったり大声を出したりしてしまうことです。
もしかすると、その方の親御さん(子どもから見たら祖父母)もそうだったかもしれません。
いや、そんなことない、
と感じる人もいるかもしれません。
もしどうしても認められない方は、周りの方にも聞いてみてください。
自分のことは自分が一番気づけないものなのです。
我々は、どんな悩みや問題に対しても、それは自分自身が感じているということを大切にしています。
つまり、子どもが癇癪を起こして悩んでいるなら、それは子どもの問題ではなく、
「子どもの癇癪を問題だと思っている大人」側に問題があると考えます。
別に癇癪を起こしたとしても、それでいいじゃないかと思えばいいんです。
なんで癇癪を起こすのか、子どもとしっかり向き合って話せばいいだけなんです。
でもそれができなくて、子ども側の問題だと思う大人が「問題」なのです。
なぜなら、大人がそう振舞っていなければ、子どもはどこで癇癪を起こせばわがままを通せる、と学んだのでしょうか。
子どもはいつでも親の背中を真似しているだけです。
だからまずは自分がその問題を作っているんだ、と考え直してほしいと思います。
子どもの癇癪も自分の問題かもしれない、と思えたら改善する可能性が出てきます。
ここまでお読みいただいた方ならもうわかりますね。
親自身の癇癪を治す、それだけです。
子どもはいつも親の背中を見ています。
決して親の言葉の言いなりになっているわけではありません。
言葉で子どもをなんとかしようとするのではなく、
行動で見本を見せていく。
それが子どもの癇癪を治していく方法です。
子どもに薬を飲ませることでも、叱って従わせることでもありません。
それは全て逆効果です。
一時的に静かになっても、また暴れ出します。
子どものせいにせず、まずは親自身が自分を省みる機会にしてほしいと思います。
子どもはいつも親の鏡。
子どもに感謝して、そして親自身が変わっていく背中を見せられる、かっこいい親でいてくださいね。
寄り添わないメンタルトレーニングでは、親子の問題に対するご相談も多く承っています。
そのすべてで、親自身が変わっていくようにお伝えしています。
自分のせいかもしれない、でもどうしたらいいかわからない、という方は体験セッションをご検討ください。
変わらなきゃ、と感じたときが変わるときです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
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株式会社syn
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