結果を気にして不安になる人の特徴、改善方法
大事な試合の前日になると不安で苦しくなる、仕事のプレゼンが近づくと動悸がする、いつも漠然と不安になる。
人前では平気そうに振舞っているのに、実は大きな不安に襲われている人は少なくありません。
今回はそんな『結果を気にして不安になる』人の特徴と改善方法について紹介していきます。
いつも真面目で仕事もしっかりできるようなタイプの人ほど、このように人には言えない悩みを抱えていることが多いです。
私もそうかも、と感じた方はぜひ最後までお読みください。
このような人たちは、真面目に周りから見られていることが多いです。
でも仲良くなると結構ふざけるタイプだったり、もっとサボりたいなど真逆の印象を持たれるような人に多いのが特徴です。
その理由としては、『無理して真面目な自分を演じようとしている』ことが考えられます。
ではなぜ、そんな自分を演じるようになっていくのでしょうか。
その原因は幼少期の経験にあります。
結果を気にして不安になる人は、結果によって怒られたりけなされたりした経験を持っています。
結果が出なくて怒られたらどうしよう、バカだ、ダメだと言われたらどうしようという不安を幼少期に抱えていたからこそ、大人になっても結果を求められる場面になると幼少期に感じていた不安が襲ってくるのです。
つまり今あなたが感じている不安の正体は、幼少期に感じていた『親に対する不安』の気持ちなのです。
これに気付くことは、何度も同じ失敗を繰り返す理由に気付くことでもあり、負のループから抜け出すための1歩目です。
なぜ人が同じ失敗を繰り返すのかについては、こちらに詳しく書いております。
簡潔にまとめると、幼少期に感じた不安や寂しさを押し殺していたからこそ、大人になっても同じ想いを無自覚に繰り返してしまうのです。
まずはそれを自覚し、『何に対して不安を感じているのか』をしっかりと見極めることがポイントです。
それを知った上で、どうすればよいのでしょうか。
最も大事なことは、結果を気にしないことでも、目の前に集中することでもありません。
そんなこと頭でわかっていてもきっと不安な気持ちは押し寄せてくるので。
そうではなく、幼少期に感じていた不安にしっかり向き合うことが大切なのです。
父親や母親にいつも結果が悪いと怒られたりけなされたりしたことが、今の自分の不安を作り出している。
それをしっかりと直視できるかどうかなのです。
多くの場合、
『昔は怖かったけど今は良い関係性だからもう大丈夫』
と考えています。
でもこれこそが『いまだに不安が消えない』何よりの理由です。
そうやって昔の嫌だと感じていた記憶に蓋をして、今は問題ないからと見ないようにする。
その行為こそが心の抑圧であり、いつまでも負のループを繰り返すことになるのです。
本当にその不安をなくしたいなら、ごまかすのではなく直視しなければなりません。
あぁ、私は当時母親のことが本当に怖くて嫌だったんだな、嫌いだったんだな、と認める作業です。
それができて初めて、今の悩みの原因に心から納得できるのです。
ただ今の不安な気持ちをみないようにして逃げるだけの対症療法的な手法ではなく、そもそもなぜあなたはそんな不安を感じるようになってしまったのか、その根本から考える。
それが私たちが大切にしている考え方です。
もし、本気で自分自身を変えて今の悩みを解決したい、と考えているならぜひ体験コースからお試しください。
きっとお力になれるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
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株式会社syn
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