ふとした時に落ち込む、という方へ

プロアスリートを指導するメンタルトレーナーが伝える、感情との向き合い方コラム。

今回は、『ふとした時に落ち込む』と感じる方向けの記事となります。

 

・何か理由があるわけではないのに、落ち込んでしまう
・なんとなく不安に襲われる
・一度落ち込むとなかなか立ち直れない

そのようにいつも考えてしまう方の特徴、その理由、改善方法についてまとめています。

ご興味ある方はぜひお読みください。

 

ふとした時に落ち込む人の特徴

このような人たちは特に落ち込むような理由がないのに落ち込んでしまい、そして元気になるまでに時間がかかります。

そして友人や家族に励まされても
「そんなのわかってるし」
「一人にしてよ」
と感じてしまいます。

そのため、周りの人たちも力になってあげたいけどどうすればよいかわからない、という悩みを抱えていることも少なくありません。

 

これは専門家の視点では、
【落ち込んでいる自分でいたい】
状態であると考えます。

 

つまり、「私は落ち込んでないとダメ」だと心の奥では感じている、ということです。
(自分で自覚できない心についてはこちらの記事も参考にしてください)

 

なぜ、そんな自らを苦しめるような心を作ってしまったのでしょうか。

 

ふとした時に落ち込む理由

なぜ理由もなく落ち込んでしまうのか。

それは個性でもなければ、今の生活環境のせいでもありません。

生まれつきそうなんです、という方もいますがそれも考えにくいです。

元々赤ちゃんは好奇心旺盛に生まれてきます。

好奇心があるから歩こうとしたり、おもちゃに手を伸ばそうとしたり、新たな行動を繰り返してみんな成長してきたからです。

 

それと理由もなく落ち込み、好奇心を失った状態になることは矛盾します。

つまり、理由なく落ち込んでしまうのは、生まれた後の経験から学んでしまった結果である、と考えられます。

 

どのような経験を繰り返すとふとした時に落ち込んでしまうようになるのか。

一例としては、
・いつもダメだと言われて育てられた
・兄弟と比較され自分はいつもできない側だった
などが代表的です。

そのように育てられてきた子どもたちは、
「いつも自分はダメだ」と落ち込んでいることが常態化します。

 

そのため、日常的にも落ち込んでいる状態で『い続けよう』としてしまいます。

ではどうすればよいのでしょうか。

 

改善方法

現在苦しんでいるのは、いつも落ち込んでいるような幼少期の経験を自分で押し殺しているから。

ほとんどの方は自分はそんなことなかった、と最初はおっしゃいます。

しかしセッションの中でお話を聞いていくと、客観的にみたら明らかに苦しんでいるような経験をしているのに本人だけはそれが普通だった、と言ってそんなに苦しかった記憶はないと思っています。

 

セッションを進めていくと自然と涙があふれてきたり、自分が押し殺していた感情に気付いてショックを受ける人も多いです。

それを乗り越えると、いつの間にか落ち込むことがなくなっていた、と聞くことが多いです。

だからもしあなたが本気で『自分が嫌い』と感じる自分を変えたいと思うなら、ぜひ専門家に話を聞いてみてください。

 

寄り添わないメンタルトレーニング®では体験セッションがありますので、ご興味がある方はまずはこちらを受けてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

株式会社syn
代表 平山鷹也

横浜在住。
スポーツトレーナーとしてプロアスリートの「心」に向き合い続け、結果を出すためのメンタルトレーニングを一般の方向けにも展開。 理学療法士でもありNLP Practitionerでもある心と身体の専門家。 自分自身の家族の問題、心の問題を5年以上かけて克服し現在はスポーツトレーナーとしてだけでなく、全国の「人には言えない悩み」を持つ多くの人たちのために精力的に活動中。 満足度90%以上を誇る独自の「寄り添わないメンタルトレーニング」を中心に、心のパーソナルトレーニングをしています。