Case3
練習に対するモチベーションが上がらず、試合をこなすだけになってしまっている
お名前Nさん
年齢性別20代女性
職業プロアスリート
概要 OUTLINE
プロになり3年弱、練習をしてもあまり成績も変わらずモチベーションも上がらずに悩んでいた20代女性アスリートの解決事例です。なぜ練習に対するモチベーションが上がらず、試合に対しても勝ちたいという想いが出てこないのか、その原因は父親による過度な結果主義での子育てにありました。
サポート内容 SUPPORT
①現状の把握
いくら練習をしても結果は変わらないからモチベーションも上がらないし、優勝を目指していたけどそれも難しそうだから試合も必死にやれないと悩んでいました。なぜ競技に対してそこまで前向きになれないのか、過去の出来事からその原因を探っていきました。
②深層心理の分析
Nさんの父親はすごく厳しく、勉強もスポーツも100点じゃなければ、勝てなければすごく怒っていました。時には物を投げられたり平手打ちをされたりもしていました。その結果、Nさんにとっては勝てなければすべての努力は意味がなく、結果が出せないなら頑張らなくても同じだと深層心理で思うようになってしまっていました。これが当初の悩みの原因である、「モチベーションが上がらない」というところにつながっていきました。
③自覚し、手放す
Nさんの場合は、結果が悪ければ怒られるという恐怖心を押し殺し、どうせ結果が出ないなら何もしなくていいや、という自己防衛の心理になっていたことを自覚してもらいました。その上で、結果というのは後からついてくるものであること、その競技が好きだということを認識することで自己防衛の心を手放していきました。
いくら練習をしても結果は変わらないからモチベーションも上がらないし、優勝を目指していたけどそれも難しそうだから試合も必死にやれないと悩んでいました。なぜ競技に対してそこまで前向きになれないのか、過去の出来事からその原因を探っていきました。
②深層心理の分析
Nさんの父親はすごく厳しく、勉強もスポーツも100点じゃなければ、勝てなければすごく怒っていました。時には物を投げられたり平手打ちをされたりもしていました。その結果、Nさんにとっては勝てなければすべての努力は意味がなく、結果が出せないなら頑張らなくても同じだと深層心理で思うようになってしまっていました。これが当初の悩みの原因である、「モチベーションが上がらない」というところにつながっていきました。
③自覚し、手放す
Nさんの場合は、結果が悪ければ怒られるという恐怖心を押し殺し、どうせ結果が出ないなら何もしなくていいや、という自己防衛の心理になっていたことを自覚してもらいました。その上で、結果というのは後からついてくるものであること、その競技が好きだということを認識することで自己防衛の心を手放していきました。
成果 ACHIEVEMENT
結果主義の深層心理を手放してからは練習に対する意欲が変わっていき、早朝練習や自主練習の量が増えていきました。以前は同じ競技の選手と話すこともあまり楽しくないと感じていましたが、人と話すのが楽しみになったそうです。さらにNさんは、寄り添わないメンタルトレーニングを終えてから3か月後には、プロ初優勝も達成することができました。