怒られるのが不安で力を発揮できない、という方へ
プロアスリートを指導するメンタルトレーナーが伝える、感情との向き合い方コラム。
今回は、怒られることが不安になってしまっていつも力を出せないと感じている方に向けた記事となります。
再提出と言われそうで資料をギリギリまで出せない
ミスして怒られそうで試合になると上手く動かない
何で怒られるか不安でいつもビクビクしてしまう
そんな風に感じてしまう根本的な原因と、解決方法について書いています。
もっと他人からの評価なんて気にせず集中したい、という方はぜひ最後まで読んでみてください。
一般的に怒られるのが不安という悩みに対する言葉として、「他人からの評価を気にしないようにしましょう」とよく聞きます。
しかし実際に悩んでいる人は、頭でわかっていても心が反応してしまっているので、いくら気にしないように努力してもほとんど解決できません。
私たちが感じている感情は、そのほぼすべてを幼少期に経験しています。
そしてその記憶(本人は覚えていない)に基づいて似たような状況で同じ感情になるように設定されてしまうのです。
(詳しくはこちら)
そのため、いくら気にしないようにしても、逆に怒られて不安になることを「探している」状態になっています。
どれだけ安心できるような場所に行ってもきっと不安になる場所を探してしまう。
これがいつも怒られることが不安な人の大きな特徴です。
だからきっと、
怖い上司がいるからだ、
と思って転職しても転職先でまた同じように不安を感じる相手を探して同じように悩んでしまうのです。
それを証明するように、おそらくこれまでの人生でも怒られることが不安だった経験が何度もあるのではないでしょうか。
会社の上司だけじゃなく、大学の教授や高校の先輩、顧問の先生、小中学校の先生、そして両親。
人生の中で何度も繰り返しているとしたら、それは環境要因ではなく、その人自身がそのような環境になるように探してしまっていると考えられます。
まずは自分が繰り返してしまっていると気付くこと、そしてもしかしたら自分が怒られそうなところを探して不安を作ってしまっているのかも、と考えてみることから始まります。
この段階ではまだ疑問に思う程度で構いませんが、それすら否定してしまうとどうしても周りのせいにしてしまって改善できません。
あの上司がひどいから、と言っても人は変わりません。
それでも自分の悩みを解決するためには自分が変わっていくしかないのです。
だからこそまずは、『自分が』怒られるか不安になるところ探し、をしてしまっていると仮定してみましょう。
それに気づくだけでも不安が減っていった、という方も多数いらっしゃいます。
もし気づいたけど不安は変わらない、という方は自分がそのような感情を生み出すようになってしまった過去に向き合う必要があります。
怒られるか不安、という悩みを持つ人はほとんどの場合で親に対して同じような感情を抱いていた過去があります。
今そう言われても思い当らない、ということもありますが、その場合の方が精神的には根深いです。
なぜなら、記憶から消すことでその想いを押し殺してきたという証拠だからです。
過去にそんな経験をしたことがないのに、『怒られるか不安』という感情が出てくるわけはありません。
つまりそのような人は必ずそれで怒られた経験をしています。
そんな出来事たちはしょうがなかった、自分が悪かった、と理由を作ってごまかしている。
だから大人になってもまたその出来事が起こるのではないかと感じてしまう。
このような想いを根本から解決していくには、自分が親に対してそのような不安を感じていたという事実を受け入れることが大切です。
親に対して抱いていた不安を感じないようにしているから、それを違う人で感じてしまう。
それを自覚して手放すことで様々なことに自信を持って挑戦できるようになっていきます。
とは言っても、一人で過去の苦しかった出来事に向き合うことはとても嫌な気持ちになるし、苦しい作業です。
寄り添わないメンタルトレーニングでは、3回のセッションを通して今の悩みの根本に向き合い、そして新たな行動をしていくためのセッションをしています。
一人では向き合えない、と感じる方はぜひ体験セッションからお申し込みください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
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