些細なことでイラっとしてしまう人の特徴、改善方法
プロアスリートを指導するメンタルトレーナーが伝える、感情との向き合い方コラム。
時間を守れない人にイラっとする、
人に気を遣えない人にイラっとする、
仕事のミスが多い人にイラっとする。
自分でもなんでこんな些細なことでイライラしてしまうんだろう、と後から反省するけど繰り返してしまう人の特徴と改善方法についてお伝えします。
自分がそうだな、、、
という方はもちろん、家族や同僚が当てはまるという方もぜひ最後までご覧ください。
人から見たら些細なことでイラっとしてしまう人は、その出来事に対して誰よりも気を付けている人です。
時間を守れない人にイラっとする人は、頑張って時間を守ろうとしている人。
人に気を遣えない人にイラっとする人は、頑張って人に気を遣っている人。
仕事のミスが多い人にイラっとする人は、頑張ってミスしないように気を付けている人。
自分が頑張って気を付けていることをできない人に対して、人はイラっとします。
私はこれだけ頑張っているのに、なんであなたはそんなに気にせずに生きているの!?とイライラしてしまっているのです。
自分がすぐに怒ってしまう、という方はどんなことに気を付けているのかを振り返ってみるといいかもしれません。
または家族や同僚がすぐに怒ってくる、という方はその人がどんなことに気を付けて普段生活しているのかを考えてみると、怒られないように気を付けるポイントが見えてくるかもしれません。
それではそのような人はどうすれば治せるのでしょうか。
根本的な解決には、幼少期にまで遡る必要があります。
例えば時間に遅れてくる人にすぐイラっとする人は、幼少期から親に「時間」に関して厳しく育てられています。
だから自分は怒られないように必死に時間を守ろうとしているのに、なんであなたはそんなにのうのうと遅刻できるのよ、とイライラしてしまうのです。
つまり、幼少期の時間を守らないことで怒られたという経験から頑張って時間を守ろうとしている。
そしてそんなことを気にせずに生きてこれた人に対して嫉妬に近い感情を抱いてしまい、イラっとしてしまう。
まずは自分が幼少期に親に対して時間を守らないことで恐怖の感情を抱いていたと認めること、これが第一歩です。
(幼少期の経験が大人になっても影響を及ぼすことについてはこちらの記事も参考にしてください)
上司や同僚がイライラしやすい人の場合、その人の背景を想像してみるとその人の前で気を付けなければならないことも見えてきます。
その人は時間に厳しい人なのか、気を遣うことに厳しいのか、誤字脱字などのケアレスミスに厳しいのか。
何に対してイライラしているのかを考えることで「あの人はいっつもイライラして。。。」と悩まずに済むかもしれません。
人の感情が動く時には必ず理由があります。
しかしほとんどの場合は本人はそれが何によって引き起こされているかは自覚できません。
時間を守るなんて、人に気を遣うなんて、ミスしないことなんて、全部当然でしょ。
当たり前のことをできない人にイライラするなんて普通のこと。
そんな風に考えている人を変えようとするのは難しいもの。
もし自分ではなく、家族や同僚がイライラしやすいなら、その人の背景を考えてあげてみてください。
自分がイライラしやすく、親からの影響を無視できないと気付いたら、体験セッションからぜひ寄り添わないメンタルトレーニングを受けてみてください。
お客様の声も参考になります。
あなたの悩みの根本的な原因から探すことができますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事を書いた人
|
|
株式会社syn
|